
東筑摩郡築北村でALC外壁塗装のご依頼で現地調査に行ってきました

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今回は東筑摩郡築北村で外壁塗装のご依頼があり、現地調査に行ってきましたのでその様子をご紹介いたします。
築北村は長野県の中央部、安曇野市の北側に位置する自然豊かな場所です。
弊社安曇野店から車で約40分ほど、現地に到着しました。外壁はALC、スタッコ吹き付け塗装が施されていました。
ALCとはAutoclabed Ligt-weight Concreteの略で、発泡剤で気泡を入れた軽量コンクリートです。軽量なので作業性や耐震性に優れ、断熱性、防火性、防音性も高い外壁材です。旭化成のパワーボード商品名のほうがおなじみかもしれません。ボード自体に防水性はなく、気泡が入っていることで水に弱いので塗装で防水をしなくてはならない点が弱点です。


全体的にコケやカビが発生していて、汚れた感じの印象です。カビやコケの発生は湿っている証拠なので、外壁にとっていいことはありません。防カビ作用のある塗料での塗り替えが必要だと思います。


比較的大きめのクラックが入っています。こういったところから水が入って、その水が凍って凍害が発生します。ALCはこういったクラックにも注意が必要です。


窓周りにもクラックが発生していました。
右の写真に窓枠から黒っぽい汚れが見えるかと思います。エフロと言って水が回ってコンクリートの中のカルシウム成分が溶け出した汚れです。これも水が回っている痕跡です。シーリング劣化から水が回っているものだと思います。
こちらのお家は大きな損傷はなく、クラックの補修やシーリングの打ち替えのあと、防カビ作用のある塗料を塗装すればきれいになります。
ALC外壁のお家にお住まいの方は、塗装でのメンテナンスが必要ですので、気になるところがあれば街の外壁塗装やさん松本諏訪平店までご相談ください。
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