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外壁塗装の色の選び方4 ツートンに塗り替えるなら知っておきたい!お洒落な塗装のコツ
およそ10年に一度の外壁塗装、お住まいのイメージチェンジを考えている人は誰もが「センス良く、オシャレに塗り替えたい」、「カッコ良くしたい」と考えますよね。
ツートンやカラフルに塗り替えたい方へ、ポイントをご紹介します。
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
面積が一番大きく、メインとなる色。メインカラーと呼ぶことができます。
建物全体に占める割合
60%前後
ベースカラーの次に面積が一番大きい色。ベースカラーと同系統の色を使用しながらも彩度(鮮やかさ)や色相(色み)を変化させる。
建物全体に占める割合
30%前後
一番面積の小さい色。ベースカラーやアソートカラーと対照的な色を使用するか、白や黒に近い無彩色を使う。
建物全体に占める割合
10%前後
ツートンの境界は建物の構造で決定する
(1)建物の上下、1階部分と2階部分で塗り分ける
ツートンで塗り分ける場合、もっともオーソドックスな水平方向に境界線を設けるパターンです。濃い色を下に持ってくると安定しますが、あえて逆にするのも目を惹くでしょう。
この場合、ベースカラーとアクセントカラーの比率はあまり意識せず、1階部分と2階部分の境でほぼ問題無いでしょう。
1階部分がベースカラー、2階部分がアソートカラー、(稀に逆の場合があります。)屋根やその他付帯部がアクセントカラーになります。
(2)ベランダやバルコニーなど建物の出っ張りを利用する
ベランダやバルコニーが大きなお住まいにお勧めです。インパクトの大きいイメージチェンジとなりますが、違和感なく仕上がることがほとんどです。
この場合、建物がベースカラー、ベランダやバルコニーがアソートカラーになります。
ツートンの外壁塗装は配色や調和が難しそう、失敗したら嫌だなと心配な方でも、ベランダ・バルコニーのみ、また玄関ポーチ部分のみなどにするとバランスがとりやすいです。
(3)窓や建物の角を利用して垂直方向に塗り分ける
ツートン外壁の中でもセンスが問われる難易度の高い塗り分けです。お住まいの各部位の共通部分を利用して垂直方向に境界線を作ります。
1階と2階の同じラインに同じ窓が設置されているお住まい、入隅があり外壁の凹凸がはっきりしたお住まいなどにおすすめです。
ベースカラーは建物、アソートカラーは窓や建物の角、アクセントカラーは屋根や玄関ドアになります。難しいですが、非常にスタイリッシュな仕上がりが期待できます。
(4)まとまりや統一感が感じられないと思ったら
これまで1色だったお住まいをツートンに塗り分ける場合、見慣れていないせいか、違和感を感じることがあります。また、全体がぼんやりしてツートンが際立たないことがあります。
そんな場合は幕板や入隅など境界線上に見切りとしてプラス1色、セパレートカラー(セパレーションカラー)を追加しましょう。
セパレートカラー(セパレーションカラー)はアクセントカラーに似ていますが意味どおり、境界を明確に分けるはたらきがあります。このセパレートカラーは建築物だけでなく、さまざまものの配色技法として使われています。
境界線での色と色とのぶつかりあいを解消するため、白や黒といった無彩色、またはその近似色が使われることがほとんどです。
境界の部分にセパレートカラーとなる幕板などを設置します。幕板がないお住まいでも後付けできることがほとんどですので、ご安心ください。
では、実際どんな色を使ってツートン外壁にするのか、一番悩むところですよね。外壁はその日の気分によって変えられるものではありませんから、後悔はしていただきたくありません。
外壁塗装の色選びは私共もできる限りサポート、アドバイスをさせていただきます。
多く色を使うことは難しい
一般的なお家やビルなどの建物を観察してみると、多くても色数は3色程度だということが分かります。
お家本体だけでなく、お庭、門、塀、敷地全体に空間を広げてみても、多数の色を使うことは難しく、「まとまりのない・落ち着かない」といった印象になってしまいます。
お家を多色、カラフルに彩りたい時は建物などの人工的な構造物で色数を増やすのではなく、植物で補うのが理想とされています。
原色や鮮やかな色は調和が難しい
最近では赤や青などの原色系、オレンジなどの鮮やかな色を外壁に選ぶ方も増えています。
ところがツートン外壁に使用するとなると、もう一方の色との調和がとりにくく難しい色といえます。
原色や鮮やかな色を使用したいときは、ベースカラーではなく小さい面積に使用しましょう。そうすると、色の組み合わせによってはぴったりとはまり、ご近所でも目を惹くポップでお洒落な外壁になるでしょう。
明るい色を基本に考える
ツートン外壁にしたいけれどセンスにはあまり自信がない、という方は、まずはじめに明るい色・淡い色を基本に考えてみましょう。
ベージュ系、グレー系、イエロー系などでも薄く明るい色なら主張しすぎず、他の色を合わせやすくなります。
そうしてある程度イメージが固まってきたとき「もう少し遊び心が欲しい」 と思ったら、
☑ 配色の組み合わせを逆にする
☑ はじめに選んだ明るい色を濃い目にする
などに挑戦するとうまくいくケースが多いです。
同系色でまとめる
やはりツートンカラーの基本は、同系色にすることです。失敗がなく色を考えやすいです。
まとまりすぎてつまらないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。けれどベージュ系、ブルー系などでも選べる色味は様々で、それにより印象も大きく変わるので、ぜひ楽しんで色選びをしていただければと思います。
ブラウン系統
ブラウン系、またはベージュ系を組み合わせたツートンカラーは定番です。ナチュラルカラーなので周りの景観とも合わせやすく、また外壁の一部にレンガ調のデザインを取り入れている場合にもよく選ばれる組み合わせです。
同系統であるクリームやイエロー・オレンジを組み合わせると一層明るいイメージになって、最近よく見られるパターンです。

ベージュ一色だった外壁に濃いブラウンで縦のラインを追加した例です。全体が引き締まって見えます。

もともとツートンカラーでしたが、ブラウンとイエローでよりメリハリがつき、ポップな外観となりました。
グレー系統
グレー同士の組み合わせもよくあるパターンです。グレーの濃淡のみで塗装された外壁はスタイリッシュに仕上がります。
グレーといってもブルー系のグレーやグリーン系のグレーなどもありますから、組み合わせは多岐にわたります。

ブラウン系からグレー系へ。上品でスマートな今風の雰囲気に生まれ変わりました。
ブルー系統
ブルーは近年外壁塗装で人気の色です。明るく爽やかにしたい、重厚なイメージにしたいなど、タイプの違うブルーを組み合わせることで様々な印象を生み出します。

爽やかなライトブルーとブルーグレーの組み合わせです。ブラウン単色の外壁から大きくイメージチェンジできました。
無彩色と合わせる
ツートン外壁の色選びで迷ったら、無彩色との組み合わせで考えてみるのもおすすめです。
無彩色とは色味を持たない、白・黒・グレーのことですね。もう一方にどのような色を合わせても喧嘩しにくい色です。
白と合わせて明るく
白は外壁の色として失敗が少ないですから、他の色と組み合わせることで、奇抜になり過ぎずに個性を出すことができます。淡いクリームなどやや色味のある白にすると一層馴染みます。
合わせる色としては、ブラウン系や同じ無彩色であるグレーが人気です。

こちらはブルーと白のツートンです。洋風な雰囲気のセンスあふれるお洒落な外壁になりました。
黒(ブラック)で高級感を
外壁を黒など濃い色にする方も増えています。ツートンにする場合、どんな色でも黒が引き締めてまとまりを作ってくれますが、シンプルに白とのコントラストで選ぶ方も多いです。

黒をベースに3階部分をベージュで塗装した例です。凡庸だったお住まいが高級感のある外観に変わりました。
グレーで上品に
グレーは無彩色の中でもややセンスが問われる色ですが、その分、上品でワンランク上のツートンカラーにすることができます。
合わせる色としては、白、ブルー、ピンク、クリームが人気です。

グレーとクリームで塗り分けた例です。塗装前と色味の変更はありませんが新築のようにきれいになりツートンの配色がはっきりとわかるようになりました。
外壁の色で悩むなら…こちらもご覧ください
おすすめの組み合わせや人気色をご紹介しましたが、「もっと個性的な外壁にしたい」「こんな組み合わせはどう?」というご希望があればお気軽にご相談ください。
ご希望の色でカラーシミュレーションを作成することも可能です。実際のお住まいの写真を利用して作成しますので、イメージしやすいかと思います。
ただし画面や紙への印刷では、どうしても本物の塗料の色を再現できないことがあります。あくまでも大まかな配色イメージと考えていただけると良いです。
天気や時間でも印象が変わる
外壁の色の印象は、晴れているときと曇りの時では変わります。朝と夕方でも変化があるだけでなく、日向と日陰でも大きく違って感じるものです。また、お隣の家が何色かでもイメージが変わるかもしれません。
外壁の配色を考えるときは、そういった周りの環境も考慮に入れながら行うと、仕上がりの際に大きく差異を感じることはないでしょう。
外壁塗装を単色ではなく2色、3色で行うことでその分費用が高くなるのでは?というお声をいただくこともあります。
塗料は、想定使用分よりやや余裕をもって用意することがほとんどです。色が増えればそれぞれに余裕をもつことになりますから、単色より若干高くなるのは事実です。
しかし驚くほどの差が出ることはなく、2倍、3倍になることもありませんのでご安心ください。
街の外壁塗装やさんはこれまでたくさんの建物の塗装工事を行ってまいりました。
外壁塗装、住宅塗装の色選び、配色でお悩みの際にもご相談ください。特にこれまで単色だったお住まいをツートンやカラフルに変えるのは、わくわくする一方で少し勇気がいりますよね。
街の外壁塗装やさんがこれまでの実績や経験からご提案させていただきます。外壁塗装のご相談、点検・お見積もりは無料です。まずはお問合せください。
お洒落な塗装のコツのまとめ
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外壁とツートンやカラフルに塗り分けたいときは、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーを意識すると良いです
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建物の上下で塗り分ける方法、建物の出っ張りを利用する方法、垂直方向に塗り分ける方法などがあります
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色数は多くても3色程度にするのがコツです。また原色や鮮やかな色を使いたいときは小さい面積にしましょう
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ツートン外壁の配色に悩んだら同系色でまとめると失敗が少ないでしょう。無彩色と合わせるのもおすすめです
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