まず手始めに下地処理から始めます。塗り替え塗装はどこの部分でも塗装をする面の下処理は欠かせません。下処理の原則汚れ落としを致します。サンドペーパーや、ポリッシャーで水アカを入念に研磨して落としていきます。ユニットバスは室内ですので、研磨した粉が散らかってしまいますので、綺麗に粉を掃除してからの次の作業となります。

次に、研磨で落としきれなかった汚れや色染みを落とす作業に入ります。ここからは薬剤を使用し下地作りを致します。最初に使用する薬剤は、強アルカリ洗剤のブレークアップを使用し、全体を洗浄していきます。

次に、強アルカリ洗剤を使用しましたので中和させるためと、さらなる汚れの除去を行うのに強酸性洗剤のインダストリアルクリーナーで洗浄致します。熟練の職人の仕事ですので多用の薬剤を使用いたしますが、ご家庭でお風呂のお掃除でお使いになる洗剤を複数使用する場合は必ず注意書きをご確認ください。複数混ざると毒ガスが発生することが御座いますのでご注意ください。

養生作業です。今回は3色塗り分けで天井と壁を先に塗装するために、浴槽と床をビニール養生します。

こういった極小さなヒビもパテで埋めていきます。

塗装の際には防毒マスクを着用し、不織布のツナギを着て作業いたしました。ユニットバスの中は40℃になっておりました。