ビフォーアフター

飯田市にて、経年劣化による破断が目立っていたコーキングの打ち替えと、窯業系サイディングの外壁をクリヤー塗装した工事のご紹介です。
窯業系サイディングの模様をそのまま活かせるクリヤー塗装は、傷み具合が少なく、新築後一度も塗装をしていないというお宅に施工可能です。
2回塗りで費用も抑えられるので、早目のメンテナンスをお考えの方にオススメします！

無料点検のようす

陽当たりの良い場所に建つお家です。
その分、紫外線による影響は免れません。経年劣化によるコーキングの破断が目立っていました。

近付いてよく見せてもらうと、コーキング材は弾性を失い、ひび割れが起きています。
酷い場所では「アルミジョイナー」という下地が見えている状態でした。

ここまで断裂してしまうと、ここから雨水が浸入してしまう恐れがあります。
決して放置していて良い状態ではありませんので、こんな症状を見かけたら、是非早目に専門の業者さんにご相談くださいね！

今回はこのコーキングの打ち替えと、窯業系サイディングの外壁をクリヤー塗装します。
また、同じ敷地内にある家も通常の外壁塗装工事を行いました。

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工事着工

足場組立・高圧洗浄・養生作業

同じ敷地内の２軒の家を、同時着工しました。
足場の組み立ても２日がかりです。

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付帯部塗装

屋根と壁以外の部分をまとめて「付帯部」と言います。
軒天、1階と2階の境目にある帯板、雨樋などを、今回は塗装しています。

見積書に「付帯部」という記載があった場合、具体的にどこを塗装してくれるのかを確認してみてもいいかもしれません。

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雨樋1部交換

変形していた1部の雨樋は塗装ではなく、交換しました。

クリヤー塗装

下塗り

クリヤー塗装の下塗りに入ります。
前述した通り、築10年前後で、比較的状態の良い高意匠のサイディングにはお勧めの塗装です。

上塗り

無色透明の塗料なので、上塗りまで済ませてもサイディングの模様がきれいに出て、コーティングをしたようにしっとりと外壁がよみがえる感じになります。
ですので、ひび割れていて補修が必要だったり、色褪せてしまっている場合は、クリヤー塗料では隠し切れないのでオススメできません。

コーキング（シール）打替え

今回使用したコーキング材は「オートンイクシード」という材料で、メーカー発表の耐用年数はなんと30年とされています！
20年以上の耐用年数を誇る塗料が出てきていますので、こうしたコーキング材も選択肢に入れても良いと思います。

「打ち替え」なので、まず古いコーキングを撤去します。
カッターを入れて撤去していきますので、もしDIYで・・・とお考えの方がいらっしゃったら、この時に下地を傷つけないようにご注意ください！

コーキング材はたっぷりと充填し、ヘラでならします。

その後、コーキング材が乾ききる前にマスキングテープを剥がします。
そうしないとマスキングテープがうまく剥がれず残ってしまいます。

1Fと2F、それぞれの外壁の色に合わせてコーキング材も色を変えています。
美しく仕上がったと思いますが、いかがでしょうか？

同じ敷地内の家も外壁塗装

下塗り

同じ敷地内にあるお隣の家は、クリヤーではなく、3回の工程を踏む通常の塗装を行いました。
まず下塗りですが、使用したのはアステックペイント社の「エポパワーシーラー」です。
外壁用の下塗り材で、窯業系サイディングをはじめ、コンクリートやALCなど様々な素地と相性が良い優れものです。

上塗り2回

上塗りを2回行います。
こちらの材料は「超低汚染リファインMF-IR」という遮熱無機フッ素塗料です。
メーカー発表の耐用年数が20～24年と長期です。
「超低汚染」と名が付くように、独自の無機成分が緻密な塗膜を形成し、優れた親水性で汚れが付着しにくいのが特徴です。さらに防カビ・防藻性も兼ね備えているので「きれい」が長続きします！
外壁だけでなく、木の柱も塗装しました。

工事完成

2軒まとめてきれいになって完成です！
意匠が美しいサイディングはそのままに、色あせてチョーキング現象が起こっていた外壁は再び美しくよみがえりました。

今回のように、それぞれのお宅の状態や施主様のご意向に合わせて、様々なご提案をさせて頂いております。
是非、こだわりやご予算などを遠慮なくお話しいただきたいと思います！

最後までご覧いただきありがとうございました。

初めての方は是非、こちらも合わせてご覧ください。⇓⇓