こんにちは！街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です。

前回のブログでは、飯田市の築20年以上の住宅において実施した、エスジーエル鋼板屋根によるカバー工事の張り施工の様子やガルバリウム鋼板との違いなどをお伝えいたしました。

今回は、棟部やケラバ部などへの板金役物設置と下屋根へのカバー工事について、施工の様子の様子をご紹介したいと思います。

▼前回までのブログ
・飯田市の築20年以上の住宅で老朽化にともなう外壁の現場調査、色あせや苔、爆裂など
・飯田市の住宅で塗膜剥がれや苔、カビなどの激しい傷みを確認したスレート屋根の現場調査
・飯田市で行う外壁塗装工事と屋根カバー工事の足場工事、急勾配屋根にも足場を設置
・飯田市で塗膜剥がれのひどいスレート屋根と苔、カビのあるサイディング外壁の高圧洗浄
・飯田市の屋根カバー工事で改質アスファルトルーフィングの敷設と板金役物の取り付け
・飯田市でエスジーエル鋼板屋根によるカバー工事、施工の様子やガルバリウム鋼板との違い

棟部やケラバ部などへの板金役物設置と下屋根への施工の様子

今回行っている屋根カバー工事は、エスジーエル鋼板屋根の張り施工までが完了しています。

ちなみに、エスジーエル鋼板とは、ガルバリウム鋼板のメッキ成分にマグネシウムを添加するなど、改良を加えることでさらに耐久性を高めた素材になります。

塗り替えの目安となるのが、ガルバリウム鋼板屋根10年程度とされていることに対し、エスジーエル鋼板は15年程度と非常に高い耐久性を発揮することが大きな特徴です。

このエスジーエル鋼板を施工した屋根に対し、棟部やケラバ部に板金役物を取り付けて仕上げていきます。

棟板金や煙突との取り合い部に設置する雨押え板金などの木下地を取り付けます。

棟板金やケラバ板金、そして雨押え板金などをビスで固定し、設置しています。

これら板金役物を取り付ける位置というのは、とくに雨漏りなどのトラブルが発生しやすいので、雨水が侵入することのないよう、とくに丁寧な施工を行うことが重要です。

また、下屋根に対しても、大屋根と同様にエスジーエル鋼板屋根を用いたカバー工事で仕上げています。

下屋根部も、外壁との取り合いが生じるので、雨押え板金を取り付けて仕上げます。

屋根カバー工事のすべての工程が完了しました。

屋根カバー工事は、比較的短い工期で、かつ低コストで建物の保護機能の強化が図れるメンテナンス方法です。

ただし、下地である野地板が雨水の影響を受けて著しく傷んでいるような状況では、基本的に行えず、葺き替えによる方法を検討する必要があります。

そのため、屋根カバー工事を行いたいと考えている場合は、定期的な点検でコンディションチェックを行いつつ、手遅れになる前に実施を検討することが重要なポイントです。

次回からのブログでは、外壁塗装工程の様子についてご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。