宮田村 リシン吹付仕上げのALC外壁、骨材がボロボロと剥がれ落ちていました
塗装をして仕上がりがどうなるのかを、同じALC外壁の工事をしたご近所のお宅を見ていただき、またそこのお宅でも弊社のことを勧めてくださったこともあり、ご主人も奥様もメンテナンスを決意して下さいました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 外壁材 足場工事 現場調査・点検
使用材料
エポパワーシーラー，エピテックフィラー，リファインMF-IR(オパールグリーン3分艶(廃版))
築年数
18～20年
施工期間
約40日間
工事費用
180万円
この外壁材の上にリシンを吹き付けて仕上げてありました。
「リシン吹き付け」は、スプレーガンでセメントや樹脂に顔料を混ぜたものを吹き付けることで、ざらっとした表面に仕上がります。
今回のお宅では、外壁に触れるとその砂のような骨材がぼろぼろと手に付着するような状態でした。
明らかな塗膜の劣化状態です。
軒天も直射日光が当たらないので、湿気の影響を受けやすい場所です。黒っぽく変色していたらカビの付着かもしれません。
時々上を見上げて、家の状態を見てみてくださいね。
5メートル以上の構造の足場の組み立てなどを行う場合は「足場の組立て等作業主任者」という国家資格を持つ者が作業を指揮しています。
工事にかかわるすべての職人が安全に、安心して作業を進められるよう、万全を期しております。
この高圧洗浄で、古い塗膜や長年の汚れなどをできる限り洗い流します。
汚れが残ったまま新たに塗装すると、塗料がうまく密着せずに施工不良が起こる可能性があります。
サッシ周りはもちろん、植栽や玄関周辺のタイルやポーチ、そして今回は駐車スペースの土間コンクリート部分も全て覆いました。
頻繁に出入りする玄関扉や窓などは、工事中も開閉できるようにしたり、クッション材を設置しています。
事前に開閉できるようにしてほしい場所などは、遠慮なく伝えてくださいね。
塗装の工程は通常、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。
まず、下塗りに使用したのはアステックペイント社の「エポパワーシーラー」です。
エポキシ系の高浸透・固着性に優れた下塗り材で、ALC外壁の奥までしっかり浸透し、上塗り材との付着力も向上させる役割を果たします。
軒天も一緒に塗装しました。
使用したのはアステックペイント社の超低汚染リファインシリーズ「MF-IR」です。
結合力の強いフッ素樹脂と、劣化に強い無機成分を樹脂に固着させ、耐候性の向上を実現した塗料です。
さらにメーカー発表の耐久年数が20年以上となっていますので、長期に渡り美観の維持が期待できます！
また給湯器の裏側などの狭い場所も、様々な道具を駆使して塗装しております。
今回使用した色は、残念ながら廃版となってしまった色で「オパールグリーン」という白に近いグリーンの3分艶です。
足場に囲まれたこの時点では、写真ではほぼ白色に見えますね。
完成した姿を是非ご覧ください！日に当たると白ではないことがよく分かります！
「リファインMF-IR」は防カビ・防藻性にも優れています。
せっかくなのでこの高機能な塗料を、塗りにくい場所にも塗り残しのないように丁寧に施工しました。
その分コストはかかりますが、外壁がきれいになると、他の色褪せた部分が悪目立ちしてしまいます。またせっかく足場を組んでいるので、一緒に施工した方が実はお得です。
「ここも塗ってもらえばよかった」ということのないように、見積りの段階で「付帯部」という文字があったら確認しておくのも良いと思います！
いかがでしょうか。とてもさわやかな外観に仕上がりました！
光の加減で微妙に色が変わって見えるのもステキです。
今回は施主様が建設関係のお仕事をされていた方なので、職人が仕事をしやすいようにご配慮いただき、とてもありがたかったです。
しっかりコミュニケーションが取れて、担当も喜んでおりました。
弊社では施主様が遠慮なく何でもお話してもらえるよう、コミュニケーションも大切にしております。
どなたさまも是非、お気軽にご相談ください！
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