ビフォーアフター

「先進的窓リノベ事業」とは、既存住宅の窓の断熱性能を高めるリフォームに対して補助金が出るという経済産業省と環境省による事業です。
最大で200万円もの補助金が出るという事で、寒暖差の激しい飯田・下伊那地方ではこの機会にリフォームをするお客さまも増えております。
今回のお客さまにもお知らせしたのですが、とりあえず、ずっと気になっていたという外壁の工事を行うことになりました。

現場調査・点検

お庭もよく手入れされた素敵なたたずまいのお宅です。
しかしよく見ると、色褪せた外壁と外壁のつなぎ目が黒くなっているのが目立ちます。

工事着工

足場組立・洗浄作業

まず足場を組み立て、洗浄作業を行います。
足場を組み立てる前にも一度現場調査を行い、足場屋さんが足場の図面を描きます。
こうすることで当日の作業がスムーズに進みます。
足場が出来次第、職人が入って洗浄作業を行います。

コーキング打ち替え工事

サイディング張り替え工事

傷みが激しい箇所は、部分的にサイディングをカットします。しっかり下地を補強し、接着剤とビスで同じようなデザインのサイディングをはめ込みます。
最後に目地とビス頭を埋めて表面を整え、終了です。
この他に2ヶ所、同じように張り替えを行いました。

養生作業

塗装の前に「養生」という作業を行います。
サッシ周りやガスメーターなど、塗料が付着してはいけない所は全てこうしてビニールで覆います。
段取り8分とはよく言ったもので、この作業を丁寧に行うことで、塗装作業もスムーズに進みます。

外壁塗装

下塗り

このように、下塗りは素地と上塗り材を密着させ、また上塗り材の吸い込みを抑えるというとても重要な役割を果たします。

軒天塗装

中塗り

適正な乾燥期間を設け、中塗りに入ります。
下塗り材同様、アステックペイント社の「超低汚染リファインSi-IR」というシリコン塗料を使用しました。

全体的に入った淡い色は「アプリコット」、帯の色は「ワームクレイ」という色を使用しています。
以前とはまた違って明るく、暖かな印象になりそうです。

上塗り

中塗りと同じ色を重ねて塗装し、仕上げます。
アステックペイント社の「超低汚染シリーズ」の塗料は、独自の技術によって緻密な塗膜を形成することで細かな汚染物質が付着しにくく、その親水性のある塗膜によって、雨で汚れが洗い流されるという優れた塗料です。

付帯部塗装

付帯部とは、ほぼ屋根と外壁以外の部分を言います。
雨樋、破風板・鼻隠し、霧除けや水切りなど、今回は濃い色を塗装してアクセントとなっています。

完成

柔らかいイメージのステキなお宅が完成しました。

目地の黒ずみもなくなり、新築の家が建ったように美しくよみがえりました。
サイディングを張り替えた場所も、きれいに塗装しましたので違和感がありませんね。
「こんなにきれいになるんだね」と、塗り替えをしたお客様によく言われます。
何となくでも気になっている場所があれば、是非一度ご相談いただきたいと思います。

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